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巡り回って救われて

少し前までソウルの救命救急センターにいましたー。
年末の今日この時まで、まだドラマがあったなんて!!

いつも主人は連休前に燃え尽きて風邪をひく(笑)。
お休み中に通院して出勤日に回復する、お決まりのパターン。
来年こそは、このパターンを打破してほしいな♪

父の難病治療は色々な民間療法にも今年秋から挑戦し始め、その一環で
27日から極寒のソウルに。到着時̠−13℃。どさんこだって衝撃の寒さ。

3日という短さだから、無駄なく動いて治療の合間に行きたい所に行って
少しはソウルを満喫しちゃおう!とい下心。…見事玉砕。

箇条書きにすると
・2日目朝起きたら、娘の体温が39度。
・熱冷ましの頓服も効かず、夕方に40度を超す。
・夜41度に近づいたので、インフル疑惑で救命救急センターに。
・処置を受けて一度下がったのに、翌朝(帰国日)また39度。
・父が初めて車椅子を使用。
・帰国後母がぎっくり腰。

まぁこれは2日間の出来事ですが、これだけでも第九第4楽章クラスの盛り上がり。全く予兆がなかったのにいきなりの39度。普段お熱出すこと全くないので、ここで?!と衝撃でした。万全の防寒スタイルのはずでしたが、娘にとっても人生初の衝撃的な寒さだったのかも。

ホテルで看病していた主人。日本の主治医に連絡をして相談をしていたのですが、 42度になりそうで体温計も高熱すぎてエラーになるので、病院行きを決意。こんなに熱上がるなら、インフルか?!と思いながらも、予防接種してるんだけどな…咳が出てない…でも42度…解熱剤カロナールを2回飲んでも効かない…困り果てて病院へ。

結局インフル検査は陰性だったものの、なかなか解熱しないので2種類の解熱剤を飲み、ほぼ裸オムツ一丁になって放熱。3時間後解熱し始めてやっとホテルに帰れました。

一見、年末にソウルで父のケアと子供の高熱。行かなきゃよかったんじゃない?!と思われがちですが、見方を変えると

・ホテルスタッフがとても親切で、夜なのに救急病院まで送迎してくれて感謝!
・病院スタッフのホスピタリティが抜群。しっかり寄り添ってくれ不安なく過ごせて安心だった
・父ケアとチビケアの間で、美味しい韓牛焼肉とタッカンマリを連日満足に食べれた。
・状況的に連日同じ店にしか行けなかったので、どこでも常連客として可愛がってもらえた。
・父が空港で車イスを利用してくれたので転倒や怪我もなく、空港内は職員の方が付き添ってくれ、チケットカウンターから出入国まで全て超ファストパスで行けてラッキーだった。
・風邪だった主人もチビと共にハラハラしながらも休養できて、治った。
・親身に連絡を下さった日本の主治医の先生と一層信頼が深まっちゃった。
・チビに付き添いながら、主人とゆっくり色々な話ができた。
・家族の思い出がまた一つ増えた。

こんな感じで、大変そうに見える裏に
親身になってくれる愛に出会いまくりの幸せな師走。

困った時に親身になって助けてくれる無条件の愛に、本当に救われました♥
世の中って素敵にできてるね!

例えば私自身一生懸命話を聞いて親身になっても、それが全く裏目に出て「なにそれ?!」的な事もありますが(苦笑)、でもこうやって天下を回りまわって
世の中に助けて頂いてる。ありがたいです。

帰国後の昨日、主治医のところに行ってチビは念のためにもう一度インフル検査。結果は陰性。温度差による感冒?!だったのか…?

愛に泣き、愛に救われる。
そんな素敵なソウル3日間。
温かい人にばかり出会えて幸せいっぱい。
落ち着いて出来事に向き合い、ベストを尽くすだけ。

接遇も、物・人・事に対する「愛」の表現だと心から思ってます。
感謝や敬意を体現するのが➡マナーや接遇の本当の姿。

今はもうすっかり元気に笑い声が家に響いてる。
縁も徳も巡りまわる世の中です。
あと少しで新年ですね!

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