3Oct
ここしばらくブログをアップできず、ずっと接遇研修に没頭していました!職人気質で、接遇おたくの私としては研修前後はもう準備に没頭してしまい、余念なく過ごしていました。気が付けばもう10月!慌てて更新(笑)。
とある現場で研修後医療現場に勤める参加者から「令和の就活ヘアー」のCMを見て、どう思われますか?と問われ、プチ座談会になりました。
令和の就活ヘアーとは「髪を通して、ひとりひとりの個性の尊重について考えるきっかけをつくる」と言う、シャンプーで有名なパンテーンさんとのタイアップ企画のことです。
結局私&参加者の意見をまとめると
「髪型はその働く現場での特性やニーズによって大きく変わる。例えばアパレルやヘアメイク・芸能関係のお仕事であったら、どんどん最先端で個性に合っていて新時代を感じさせる髪型やメイクで就活をすることはウェルカムだと思う。そこで個性を競えるのは華やかで魅力的だよね。でも食材・調理関連など衛生に関わる職種だったら、やはりおしゃれじゃなく「身だしなみ」が尊重されてしまうよね。確実に安全を守る為に。もし、医療現場だったら髪の毛が薬の影響でなくなってしまう患者様や、治療で苦しくて整髪することができない人もいるわけだから、やっぱり相手に寄り添うことが原点だよね。職種によって全然違うから、就活でも自分の働く先の世界観のイメージを大事にしたら損しないよね」と
いう話で盛り上がり、和やかに結びになりました。
江戸時代和装から明治・大正に入り洋装となり大混乱を迎えた時もありました。時代により、職業的ニーズにより柔軟に変化するのが身だしなみであり接遇なのだと思います。しかし社会が求めるニーズ、好感度を感じながら慎重に変化していかないと、逆に好感が下がってしまいお客様や患者様から受け入れられなくなる職種も多いのが現状です。
昭和初期はマツエクもサークルレンズでもジェルネイルもなかったから、何本まで?何色まで?NG?と悩むこともありませんでした。社会が求める職業的ニーズを敏感に感じ取りながら、関わっていきたいと思います。